CASE STUDY

アデリア株式会社様は、愛知県にあるグループ会社に設置されたオンプレミス環境でファイルサーバーを運用していました。ファイルサーバーとして割当てられた現在の保管容量では今後のＤＸ戦略による電子データの増加に対応できないのが課題でした。そこで、パブリッククラウド上にお客様独自のシステム環境を構築・運用する仕組みに切り替えることを決定し、社内で検討を開始。第三者の認証やクラウドサービスのシェア、認知度などより総合的に判断した結果、AWSにファイルサーバーを構築することを決めました。

構築にあたり、ファイルサーバー環境の構築がテンプレート化されている「AWSクラウドあんしん導入・運用サービス for ファイルサーバー」を採用。約2週間でシステム構成の確定から構築までを完了し、AWS環境にAmazon EC2＋Amazon EBSの構成のファイルサーバーを構築しました。

目的に合ったテンプレートを活用することで、たった2週間という短期間でのシステム移行を実現すると同時に、課題であったデータ保管容量の拡大（業務効率化）やBCP対策に加え、セキュアなファイルサーバー環境を実現しました。

• 割当てられたデータ保管容量に限りがある
• オンプレミス環境にファイルサーバーがあり、BCP対策ができていない
• 現状のファイルサーバーのセキュリティ対策を強化したい

• AWSの東京リージョンにファイルサーバーを構築し、
  データ保管容量の拡充とデータ取り出しのスピードアップ
• Amazon S3にファイルサーバーのバックアップを行うことで、
  高い耐久性の維持と安全、およびBCP対策を実現
• Amazon GuardDuty、AWS Shieldを設置し、
  脅威検知／DDos検知でセキュリティ対策を強化